台風15号と19号の被害により、家の破損に関するお問い合わせが増えております。屋根工事は当分先まで満杯になっております。
2019年の台風は例年に比べ、勢力と被害が特に目立った大きなものでした。
もう既に秋も本格化してきて、これ以上台風を始めとした自然災害が増えないことを祈るばかりです。
私は神奈川県藤沢市に住んでいるので、台風の経路としては直撃しましたが被害は報道に出るほどのものではありませんでした。
今回の台風19号により、被災された方々は大変辛い思いをされているとお察しいたします。
一刻も早くライフラインの復旧や安心して生活できる環境が整いますよう、心より祈っております。
各所で報道されていて、あなた様も御存知と思いますが、
屋根が飛ばされたり、電気が止まったり、水道が止まったり、数え切れないほどの被害がありました。
屋根が飛ばされたという家屋は神奈川県内でもかなり多く発生いたしました。
残念ながら屋根や屋根板金の職人の数が限られており、どの屋根屋さんももう既に抱えきれる仕事量が満杯となっている現状です。
私の知り合いからも
「千葉の被害でソーラーパネルが何万枚も吹き飛んで、それを回収する作業とソーラーパネルを設置しなおす作業の派遣依頼があるんだけど、手が空いていたら手伝ってくれないかな?」というお話も頂いたほど
関東だけで抱えきれないほどの被害が発生しているということだと思います。
私たちも例に漏れず、もう屋根工事は一杯となりましたので早くても来年2020年になります。
その他の工事についてはもちろん行っております。内容によっては多少のお時間を頂くかも知れませんが、屋根工事ほどの時間はかからない予定となっております。
また、御自宅の屋根のタイプにもよりますが、陸屋根でしたら防水工事になるので比較的早期の対応ができますので
是非お問い合わせ下さい。
最後になりますが、
自然の力に人間はかなわないと改めて感じました。
ですが人間は知恵を使い工夫することで自然に適応・順応する術で今まで生き延びて来たのだと思います。
文明が発達したのは素晴らしいことですが、最終的にサバイバルの状態になった時は
自分自身で判断して生き残らなければいけません。
最近の都心部に住んでる子供たちは自然を怖いものだと思っているそうです。
それは自然と接する機会が少ないことが一つの原因のようですが、そもそも知らないという事で、自然が未知のこと過ぎて「怖いもの」というものに写っているのではないでしょうか?
もちろん自然の力は人間が太刀打ちできるものではないので、そういう意味では怖いですが
自然全てが怖いわけではありません。
生物の特徴として、恐怖に対して敏感に反応してしまうということがあります。
情報化社会になり、テレビやSNSにより、いろんなところから情報が流れてくる時代になり、被害や恐怖ばかりが目に入る機会がかなり多くなったと実感します。
特に子供はそれを全て鵜呑みにしてしまうので、一番近い大人がそれをちゃんと教えてあげないと、サバイバルの状況になった時に生き残れないかもしれません。
私は水産高校出身で、小型船舶1級と大型船舶3級の免許を取得して、海や船のことを学んで来ましたが
鬼のように怖い先生がいつもこう言っていました。
「てめぇら!よく聴け!レーダーや無線や電子海図なんか便利な機械があってもな、
太平洋のど真ん中で電気が突然止まって使えなくなったらどうすんだ?!
てめぇらの知識と技術と知恵で生き延びて、帰ってこなきゃなんねぇんだぞ?
最後はてめぇでてめぇのケツを吹かなきゃいけねぇんだからな!常に覚悟しとけ!!」
まさに、この言葉のとおりだと思います。
この言葉からかれこれもう14年です。
私は特殊な高校に言って学びましたが、普通の人はこんなことを言われる機会が無いかもしれません。
自然の知識や知恵を身につけると、強い子になりますよ。
ぜひ、自然は怖いものと教えるのではなく
「怖いけど、こういう風に対処したら大丈夫だから...」というふうにその先を教えてあげると恐怖が知恵に変わるかもしれませんね。
台風被害が続いたので、こんなお話をさせていただきました。
最後まで読んで頂きありがとう御座います。
それでは本日も良い一日を。
湘南住宅サービス株式会社
小西涼輔
0コメント